えだまめの会88 絞り染め体験教室レポート(1)
2003年7月6日(日) 南知多町公民館内海分館
(指導・中井久游さん

日本の絞り染めの歴史は、奈良時代まで、さかのぼります。いろいろ技法はありますが、
今日は板締め絞り(夾纈・きょうけつ)」の実習をします。二枚の板の間にたたんだ布を挟んで染める技法です。
@薄くてあまり目の込んでいない布を用意します。任意の形に屏風たたみにします。 今日は、三角に折りましょう。
A防染(白く残す)する部分に板を当て、きつく輪ゴムで締めておきます。 
Bできたら水で濡らし、染料が付きやすくします。
B染色します。今回使用したのはスレン染料*です。
*スレン染料
人造のインディゴピュアーと同じな仲間で、木綿・麻のセルロース繊維を染めるのに適している。水にはそのままでは溶けず、カセイソーダとハイドロサルファイトによって、還元溶解します。染液に浸けて染色した布を水洗いして脱水することで酸化発色し、定着します。

洗濯にも堅牢で、日光にも強く、短時間に染まるので絞り染めの染色に使われることが多い。





E水洗いして完成
 
C染め上げたものは、一度水洗いします。
Dタオルで水気を切り、二度染めするために、再度板の位置をずらして締めます。
E色を変えて再度染色します。
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