えだまめの会のあゆみ☆1986-2002

●1986年〜1991年  ●1992年〜1995年  ●1996年〜1997年  ●1998年〜2002年


     えだまめの会って何?

今から16年前の1986年(昭和61年)5月、地元の新聞記者と飲食店主と役場職員が枝豆をつまみにビールを飲みながら世間話をするうちに何か面白いこと― 勉強会をやろうということになった。会の設立当時の趣意書には、「私達はこのほど、さまざまな人から話を聞き、意見を交換しようというグループ『えだまめの会』(仮称)を作りました。聞いたことのない話、以前から聞きたいと思っていた話、考えたい話など、講師を招いてお互いにおしゃべりを楽しむ会です。好奇心を満たしたい人、ちょっと勉強したいと思う人、何か面白いことないかなと思っている人など、老若男女どなたでも自由に参加してもらいたいと考えています」と書かれている。講師を招いて話を聞き、おしゃべり、情報交換をする会として発足した。986年6月9日、この第1回の呼びかけに18人が参加した。講師は堀尾一郎(画家)、場所は飲食店主の所有する名鉄内海駅前の文化教室を借りて、「ギリシャ・イコンへの旅」と題し、キリスト教の成立、歴史からギリシャ正教の聖地・アトスの見聞録と聖像画・イコンについて話を聞いた。初めて聞くキリスト教徒の1,000年前と変わらないストイックな暮らしや信仰に驚いた。話が一通り終わった後、講師を囲んで参加者全員でお茶を飲みながらおしゃべりを楽しむ。以来、毎回講師を呼んで、15人〜30人の出席で勉強会は続いている。1986年〜2002年までの歩みを一覧表にまとめてみました。 一度、出席すればあなたも会員です。


☆一覧表に下線のある人は紹介ページにリンクしてます。
  故人となられた方もあります。(肩書きは当時)


1986年〜1991年(#1〜#47

 初期の6年間は、ほぼ毎月1回、例会を開催した。興味のあるテーマ、講師のほか、会員自らも講師となり、子育て、海外旅行報告、バードウォッチング、天体観察、料理、留学生のホームステイ受け入れなども行った。871月、地元商工会との共催で当時福祉大学の客員教授であった加太こうじ(作家・故人)の「遊びと人生」と題しての講演会や897月、農協婦人部とタイアップした「シンポジューム&コンサート・海の文化に囲まれて」では、堀尾一郎(画家)、笠木透(フォークシンガー)、内田恒助(町長・当時)の鼎談とコンサートを催した。ともに地域の団体との連携で実現できたイベントである。

 また、この時期、中部国際空港の計画が明らかになり、空港が伊勢湾・常滑沖にできると内海の砂はどうなるのか、町長も出席して、886月「内海の砂について考える(大討論会)」を開催した。空港建設の是非も問われ難しい場面もあったが、その後、具体的な行動、「内海の浜の空き缶ひろい&BBQ」に発展していく。

1986年
月日 テーマ 講   師   等
6月9日

ギリシャ・イコンへの旅

堀尾一郎(画家・二科会)

2

7月2日

最近のエアロビクス批判にこたえて

岡山まち子(インストラクター)

3

8月6日

魚の色

岡本一志(南知多ビーチランド)

4

9月22日

南北アメリカ大陸を歩いて

ジョージ・ミーガン(冒険家・日福大講師)

5

10月20日

人生とはなんぞや

小林豪俊(師崎・神護寺住職)

6

11月22日

1986 Year End Party

1986年の講師を囲んで

1987年

 

 

7

1月26日

尺八の魅力

矢野司空(尺八演奏家・谷性寺住職)

8

1月31日

遊びと人生

加太こうじ(作家) *故人

9

4月20日

タウン誌知多っ子と知多半島

原田美代子(タウン誌編集長)

10

7月6日

歯科医からみた子育て

大岩政記(歯科医)

11

8月17日

長江の旅・VIND7同乗取材記

片田知行(新聞記者)

12

10月19日

盥から盥に帰る50年(古川柳の話)

安藤其治(元中学校長) *故人

13

11月16日

考古学の楽しみ方

山下勝年(小学校教諭)

14

12月6日

1987 Year End Party

かくし芸大会

1988年

 

 

15

1月23日

尾張万歳のすべて

北川幸太郎(尾張万歳家元)

16

2月8日

さよなら知多半島(大学生活を振り返る)

新井由行(日福大生)

17

3月7日

もくれんの咲くころ

三上律法(内海・大宝寺尼僧)

18

5月9日

バードウィークにちなんで

岩田郁代(日本野鳥の会会員)

19

6月6日

大討論会「内海の砂について考える」

コメンテーター日比正明、内田恒助他

20

6月19日

エスニック料理の楽しみ

小川真喜子(料理研究家)

21

10月3日

唐人お吉と内海

鷲津清静(内海・西岸寺住職)

22

11月7日

わたしの見た中華人民共和国

板谷知恵(役場職員)

23

12月5日

見上げてごらん夜の星を(スターウォッチング)

藤戸孝亮(自然観察指導員)

24

12月18日

1988 Year End Party

仮装パーティー

1989年

 

 

25

2月19日

冬の鳥に会いに行こう(バードウォッチング)

岩田郁代(日本野鳥の会会員)

26

4月24日

一億総神経症(?)の時代の中で

田中誠(南知多病院長)

27

5月29日

わたしの見た日本国@

黄健(名大留学生・中国)

28

6月29日

古屋和子ひとり語り

古屋和子(女優) 矢野司空(尺八)

番外

7月8日

シンポジュウムコンサート
  「海の文化に囲まれて」

堀尾一郎(画家)・内田恒助(町長)・笠木透(フォークシンガー)+フォークス(坂庭省悟・赤木一孝・進藤了彦・松崎博彦)

29

10月12日

主婦と生活(インド子連れ旅行)

早川ゆみ(造形家)

30

11月27日

アメリカの動物園・水族館

岡本一志(南知多ビーチランド)

31

12月17日

1989 Year End Party

ビンゴ大会

1990年

 

 

32

1月21日

うどんパーティー(1990年について語る)

うどん料理・安藤昭子

33

6月4日

ぼくの仕事・臨床検査技師

川内巧(病院検査技師)

番外

6月17日

タイの画家・ワッサンを囲んでさしみを食べる会

ワッサン・シティケット(画家・詩人)

34

6月24日

おいしいスペイン料理の作り方

モンタニア堀田(造形家)

35

7月30日

自転車で世界旅行

中村忍(サイクリスト)

番外

8月25日

ジョージ・ミーガンAIDさよなら夏のコンサート

千鳥ケ浜海水浴場ステージ

36

9月3日

加藤隆正ライブ(※高田渡急病のため)

シンガーソング・ティチャー

37

10月8日

マッキンリーの思い出

洞井孝雄(登山家・福祉大職員)

38

11月15日

アジアについて考える(討論会)

富田輝司(福祉大教授)

39

12月2日

1990Year End Party

ロックバンド演奏

1991年

 

 

番外

1月12日

Good Luck ミーガン

The Longest Walk(日本語版)出版と旅立ちを祝うパーティー

番外

1月27日

バードウォッチングと師崎左義長まつり

名大留学生(4人) 観光ガイド:黒田吉生

40

2月16〜17日

わたしのみた日本国Aホームステイ&BBQ

名大留学生(8人) 

41

3月17日

杉本健吉先生と歩いたフランス・スペイン

堀尾一郎(画家)

42

4月15日

おちこぼれ記者のこぼれ話

深見利満(四季の文化社)

43

5月20日

インドの世間ばなし

三上律法(インド山日本寺)

44

6月17日

陶芸の楽しみ(おはなしと実習)

黒沢有一(陶芸家)

45

7月6〜7日

わたしのみた日本国Bウインドサーフィン

名大留学生(4人) ウインドサーフィン指導:橋本勝好(桜米軒店主)

番外

7月25日

Good Luck 片田さん

送別会(地域の名士と一緒に)

46

12月2日

今わたしの考えていること

岩田覚太郎(版画家) *故人

47

12月22日

1991Year End Party

星空クイズ・ビンゴ他

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1992年〜1995年(#48〜#68

 発起人の一人であった新聞記者が転勤となり、開催ペースが少し落ちた。しかし、勉強会のスタイルは変わらない。この時期の特色としては、924月、田原順子・琵琶語り、6月、矢野司空・尺八コンサート、8月、フォークシンガー・高田渡ライブ、947月、いとうたかお&マーボライブと「音楽」がテーマとなった。珍しい報告としては、#51知られざる国・北朝鮮レポート(杉浦剛)があった。

1992年

48

4月5日

田原順子琵琶語り・青葉の笛

田原順子(琵琶・語り) 矢野司空(尺八)

49

5月27日

春の星空散歩

藤戸孝亮(自然観察指導員)

50

6月27日

矢野司空パチンコ大賞受賞記念コンサート

長谷川典子・浦沢さつき(筝)

51

6月20日

知られざる国・北朝鮮レポート

杉浦剛(日本農業経営者連盟)

52

7月27日

アフリカの夜・内海の夜

石黒重男(アフリカ現地TVコーディネーター)

53

8月6日

高田渡ライブ「夜」

フォークシンガー

1993年

 

 

54

2月10日

ゆっくり語ろう1993年

新年会

55

6月25日

自転車にのって

宗川元章(元高校教師)*故人

56

8月6日

マイカップをつくろう

陶芸教室 

57

9月25日

看護婦さんからみた老人福祉

福田多江子(看護婦)

58

10月21日

天安門事件以降の中国

薫紅俊(亜州新風新聞社編集長・名大研究生)

59

10月31日

内海の浜の空き缶ひろい&BBQ

内海千鳥ケ浜 

60

11月26日

渡り鳥と日本の浜辺

辻淳夫(名城大学助手・日本野鳥の会)

61

12月23日

1993Year End & Christmas Party

鍋を囲んで

1994年

 

 

62

4月14日

森と水と人間と(オーストラリア横断旅行)

横山征也(パーカッショニスト)

63

5月31日

少年南吉・権ぎつねの誕生

吉田弘(小学校教頭・郷土史研究家)

64

6月29日

子連れ中国旅行

大岩立付子(主婦)

65

7月16日

いとうたかお&マーボライブ

フォークシンガー+パーカッショニスト

66

11月26日

豆腐をつくってみよう

中村忍(サイクリスト)

1995年

 

 

67

1月28日

ゆっくり語ろう1995年

新年会

68

2月11日

社会と芸術をつなぐもの

堀尾一郎(画家・二科会)

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19961997年 この時期、世話人の諸般の事情で休会(親睦会のみ開催^^!)

1998年〜2002年(#69〜#84

 地元豊浜出身の落語家・三遊亭楽松の落語会が定番となり、東京からの帰郷の際に開催。985月、豊浜・まるは新館での「入ってから聞くか、聞いてから入るか 温泉付き落語会」は、旅館とタイアップしたイベントとして、180人の参加で催され、企画は013月、内海・しぼりやの「文人画家と落語家の新しい出会い 加藤不譲+三遊亭楽松」に発展していく。ともに地域でのインパクトのある催しとなり、知多半島のみならず、名古屋からも参加があった。会の基本は、小さな集まりである。15人〜20人が勉強会としては運営しやすいが、ときには、人集めに奔走し、舞台設営を、PAをどうしょうかというようなイベントの開催は参加者の新陳代謝を促し、達成感が味わえ、マンネリからも抜け出すことができる。

 200012月に会のホームページを立ち上げた。インターネット接続をするメンバーが増え、次回予告と終了した回の記録や講義メモなどをネット上でいつでも見られるようにした。写真も載せ、場の雰囲気もよく伝わる。#77南北アメリカ大陸徒歩縦断・ジョージ・ミーガン「先住民に光を(英語)」のメッセージは英語圏でも読まれ(Yahoo!USA等で検索可)、#78篠島と木簡 山下勝年(知多古文化研究会長)の講義録(要旨)は、地元篠島中学校の郷土学習の資料として活用されている。                       

1998年

69

1月31日

サンチャゴ巡礼の旅

堀尾一郎(画家・二科会)

70

5月22日

入ってから聞くか聞いてから入るか温泉付き落語会

三遊亭楽松・三遊亭圓之助・磯下家妻恋

71

6月26日

カラオケの人類学

堀内守(日福大知多半島総研所長)

72

7月19日

鯛まつりとガラス絵展(画家を囲んで)

堀尾一郎(画家・二科会)

73

12月3日

旬の料理を肴に岩見洋子さんのパステル画を見ながら1998年をふり返る

岩見洋子(画家)

1999年

 

 

74

3月13日

日間賀島落語会・笑う門には春が来る

三遊亭楽松+アマチュア落語「楽語の会」

75

5月29日

私の夢(町長に就任して)

沢田壽一(町長)

2000年

 

 

76

6月16日

アフリカの夜と音楽を

加藤元研(元青年海外協力隊員)

77

7月1日

南北アメリカ大陸徒歩縦断・ジョージミーガン

神戸商船大学講師 *アラスカ先住民レポート 

78

7月28日

篠島と木簡

山下勝年(知多古文化研究会長・小学校長)

79

11月30日

北欧ルネッサンスとベルギースケッチ旅行

堀尾一郎(画家・二科会)

2001年

 

 

80

1月31日

石の鳥(老人ホームで学んだこと)

にわぜんきゅう(造形作家)

81

3月11日

文人画家と落語家の新しい出会い

加藤不譲(文人画家)+三遊亭楽松(落語家)

82

5月19日

絵と私・画家として生きる(作品展 5/19〜6/2)

山口剛生(画家)

83

10月4日

空飛ぶ蕎麦打ち職人(そば打ち体験)

中村允昭(そば喜八店主)

2002年

 

 

84

3月9日

みんなで笑えば春が来る 三遊亭楽松独演会

第1部スタンディング(小噺) 第2部古典落語(人情話)

                                                (文責:黒田吉生)

講師等のリクエスト、または講師をやりたい方はメールまたはBBS(掲示板)へ。

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